21日付のベトナム人民軍機関紙「クアンドイ・ニャンザン」は「軍隊、正規と現代化を目指す」というタイトルの社説を掲載し、その中で「地域と世界情勢が変動し、祖国防衛事業の新たな要求に応え、2030年までの現代的で精鋭な軍隊づくりは必至の課題となっている」と強調しました。
一方、22日付のベトナムの声放送局の電子版はベトナム軍事歴史研究院の副院長であるグエン・バン・サウ大佐が執筆した「祖国の防衛を目指す軍隊の現代化」という記事を掲載し、その中で、軍隊の現代化は戦闘力の向上や、戦争の防止を目指すとともに、敵対勢力のハイテク兵器による侵略を敗北させるためであると明らかにしました。また、軍隊を現代化させるためには、国際参入や国防分野での対外活動を精力的に進め、国際社会におけるベトナム人民軍の地位を向上させ、国家、民族の利益を断固として確保し、二国間・多国間協力を強化しなければならないとしています。