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Arts

ベトナムに紹介された日本の知的なゲーム

囲碁は知的なゲームである。約10年間前に漫画『ヒカルの碁』が出版された後、このゲームをやるベトナム人が多くなってきた。日本人は、漫画とアニメを通じて囲碁をベトナム人にうまく紹介することができた。


囲碁の打ち方


日本の囲碁名手一行とハノイ囲碁クラブ会員との交流会


交流会の後、黒瀧正憲プロはハノイ囲碁クラブの会員に難しい対局を説明した


ハノイ人文社会科学大学の学生に囲碁の対局を教える黒瀧正憲プロ(日本)

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囲碁は知的なゲームである。約10年間前に漫画『ヒカルの碁』が出版された後、このゲームをやるベトナム人が多くなってきた。日本人は、漫画とアニメを通じて囲碁をベトナム人にうまく紹介することができた。

囲碁は、やる人の忍耐力と観察能力、慎重さを鍛える知的なゲームである。また、年齢を問わず、少年が80歳のお爺さんを相手にすることができる。碁盤では各碁石が同様の役割を果たすので結果はやる人の能力に左右される。ゲーム終了時に自分の石で囲んだ領域が広い人が勝者となる。囲碁はルールが単純であるが、上手になるのは難しい。現時点では、日本、中国及び韓国は囲碁の強国だと見られている。

1994年にはベトナム初の囲碁クラブが成立され、クアン・グア競技場に本部が置かれた。このクラブの成立に際し、日本からの様々な支援を受けたという。ハノイ囲碁クラブのヴー・ティエン・バオ会長は「当時、囲碁が得意な日本人の教授がベトナムに出張した際、このゲームをベトナムの若い人に教えたいという気持ちが溢れていた。それで、最初の授業を受けた後の私は、 碁石が神秘的に動くこのゲームに夢中になってしまった。」と話した。現在のハノイ囲碁クラブの主要な会員は当時に最初の授業を受けた人々であるという。本クラブは、お互いに囲碁を競いながら、ベトナムで発展させたい気持ちを持つ囲碁選手が集まる場所である。

先日、囲碁をベトナムの若い人々にとってより近い存在にすることを目指して、ベトナム日本文化交流センターとハノイ囲碁クラブは協力して囲碁交流プログラムを開催した。日本で有名な囲碁選手の傍ら、東京大学の兵頭俊夫教授及び倉島治助教授の他、日本囲碁協会の黒瀧正憲プロと一の宮まさひとアマチュア選手も本プログラムに参加した。ベトナムの若い人々にとって、日本の囲碁名手との交流はプロ選手からの経験を学び、日本文化に対する理解度を深める貴重な機会になるだろう。ベトナムフォトージャーナルは以下に囲碁に関する模様を紹介する。

文:ハー・アイン(Ha Anh)
写真:ナム・スオン(Nam Suong

ハー・アイン(Ha Anh),ナム・スオン(Nam Suong)


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