これに先立つ同日午前APEC首脳会議は共同宣言を発表し、閉幕しました。共同宣言の中、APECの指導者らは経済回復、持続可能な発展、連携強化のために努力していくことを再確認しました。また、2023年にアメリカで第30回首脳会合を開催することで一致しました。
19日午前、フック国家主席はIMF=国際通貨基金のクリスタリナ・ゲオルギエバ総裁と会見しました。席上、フック主席は、「世界経済状況が複雑に推移し、インフレが激化し、多くの国の景気が低迷し、食糧・エネルギー安全保障が多くの試練に直面している中、ベトナムとIMF、および、各国は協力を強化する必要がある」と訴えました。
一方、クリスタリナ・ゲオルギエバ総裁はベトナムの経済展望を高く評価するとともに、「IMFは、経済管理や、経済成長モデルの刷新などの面で、ベトナムへの支援を強化していく」と確認しました。