ベトナム政府は4日、2030年を目標とし、2045年までを見据えた「文化分野におけるデジタル転換計画」を承認しました。
この計画は、民族の独自性を守りながら創造性豊かなベトナム文化の価値を保存・発展させるため、国家デジタル文化エコシステムを全面的に近代化することを柱としています。またデジタル文化を持続可能な発展のための新たな資源と位置づけ、文化産業の振興と文化資源のデジタル化・共有の拡大を目指すものです。
2030年までの具体的な目標としては、文化のすべての分野で共有デジタル基盤を整備するとともに、デジタル化されたあらゆる文化遺産について国家標準に沿ったデータの標準化と共有を100%実現することが掲げられています。また、少数民族地域の無形文化遺産の少なくとも80%をデジタル化して専門のデータベースに保存するとしています。
さらに、山間部・辺境・島嶼地域の住民の少なくとも75%、少数民族・山岳地域の農村部の80%が、デジタル環境での文化活動を享受・参加できるようにすることも目標に盛り込まれています。
2045年までの長期目標としては、ベトナム文化を世界に強く発信し国際社会に統合する、包括的でスマートなデジタル文化エコシステムの完成を掲げています。また、文化産業・創造経済がGDPの9%に貢献し、デジタル文化産業製品が文化産業全体の80%超を占めることを目指すとしています。
[VOVWORLD]