19日、シンガポールで「自力で強力かつ包摂的な発展を遂げるASEANへ向けて」をテーマにした第8回ASEAN・EUビジネスサミットが対面式とオンライン形式の両方で行われ、政策作成者や企業経営者250人あまりが参加しました。ベトナムからはチャン・トゥアン・アイン商工大臣が臨み、開会式でスピーチをしました。
「EUとASEAN加盟諸国とのFTAはEU・ASEANのFTAの締結に道を開拓するものです。ベトナムはシンガポールに次いでEUとのFTAを批准、発効させました。EU・ベトナムのFTAは新世代のFTAであり、幅広い分野をカバーする包括的な協定です。市場開放を推進し、関税引き下げレベルが非常に高いこのFTAは、ベトナムとEU企業ともに良いチャンスをもたらすでしょう。
このように語ったアイン大臣は「今後、EUとASEANは双方、及び地域レベルでの経済協力進め、サプライ・チェーンの連結や非関税障壁をはじめ、企業界の差し迫った問題に集中する必要がある」と強調しました。