席上、アイン大臣は「EUは2009年~2018年期においてASEANの第2位の貿易相手、第1位の投資家であり、投資額は1900億ドルに達した」と明らかにしました。また、EU・ベトナムのFTA=自由貿易協定について「質の高いFTAはベトナム経済にプラス影響を与え、ベトナム法律の明確化と開放化に寄与する」との見解を述べ、次のように語りました。
「EUとASEAN加盟諸国とのFTAはEU・ASEANのFTAの締結に道を開拓するものです。ベトナムはシンガポールに次いでEUとのFTAを批准、発効させました。EU・ベトナムのFTAは新世代のFTAであり、幅広い分野をカバーする包括的な協定です。市場開放を推進し、関税引き下げレベルが非常に高いこのFTAは、ベトナムとEU企業ともに良いチャンスをもたらすでしょう。
このように語ったアイン大臣は「今後、EUとASEANは双方、及び地域レベルでの経済協力進め、サプライ・チェーンの連結や非関税障壁をはじめ、企業界の差し迫った問題に集中する必要がある」と強調しました。
ソース:VOV