これは、31日午後、政府本部で行われた観光開発に関する国家指導委員会の会議において、代表者らが出した意見です。
代表者らによりますと、ベトナムが行政単位の再編や行政区画の見直しを進めている背景の中で、観光資源および観光マップの再定義が必要とされています。これは、各地域の潜在力や優位性にアプローチし、ユニークな観光商品を作り出すことを目的としています。
さらに、現在の国際観光のトレンドは持続可能な観光やグリーンツーリズム、デジタル化、体験のパーソナライズ化に重点があり、観光商品は、それに適応するために変化が求められています。会議で発言に立ったマイ・バン・チン副首相は、次のように語りました。
(テープ)
「観光発展に対する思考の刷新を引き続き推進し、観光発展に関する認識を体系的に向上するほか、ベトナム観光産業の再定義を図り、新たな段階における計画やプロジェクトを補完するとともに、各地方の競争優位性や機会、ユニークな潜在力を最大限に活用する必要があります。文化スポーツ観光省は、各省庁地方部門と連携して、イノベーションや科学技術、デジタルトランスフォーメーション、国際統合に関する党中央の決議を実施するとともに、法的システムの完備、民間経済の発展に取り組んでいます」
(VOVWORLD)