ベトナムのファム・ミン・チン首相は7月31日夜、ハノイで開かれた外交団との会合で、現在進めている行政機構の簡素化について説明しました。
首相は「この改革は透明性を重視した民主的なプロセスで進められており、国民から高い支持を得ている」と述べました。また、改革の過程で国際機関や各国からの支援に感謝の意を表し、次のように語りました。
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「私たちだけの力では今日のベトナムは築けませんでした。特に各国の大使の皆様には、ベトナムと世界を結ぶ重要な役割を果たしていただいています」
チン首相は今後も国際社会との対話を継続し、世界の動向と国内の実情に合った行政体制の構築を目指すとしています。
この会合で、在ベトナム・モロッコ大使のジャマル・シュアイビ氏は「ベトナムが史上最も大胆な政策改革を実施している」と高く評価しました。シュアイビ大使は「この改革により行政効率が向上し、外国投資にとってのベトナムの魅力がさらに高まる」と述べ、国際社会が引き続きベトナムの改革を支援していく考えを示しました。
(VOVWORLD)