今回の展示会には、世界42か国・地域および国内の多数の旅行会社やホテルなどの観光関連企業が参加し、国内外の旅行商品を出展するほか、飲食、健康、文化、クルーズなどを結びつけた各種ツアーをピーアールしています。また、新しい観光の形を紹介する展示ブースでは、最新テクノロジーを用いた観光や観光系スタートアップ支援についても紹介しています。
開会式で発言に立った韓国のソウル観光公社の担当者、ミジュン・ファン氏は、「ベトナムは韓国にとって非常に潜在的な観光市場であり、その逆も同様である」と強調し、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは15日間のビザ免除政策を通じて韓国人観光客に常に優遇政策を打ち出していますが、韓国に入国するベトナム人観光客はビザの取得が必須な条件となっています。それに対し、我々はソウル市をはじめ韓国政府に対しベトナム人観光客を誘致するための計画を早急に立てるよう督励します」
また、ボドホド・クルーズ・アンド・トラベル社の国際営業責任者、エレナ・カルマノバ氏は、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム人観光客がサンクトペテルブルクや他のロシアの各地を訪れることを楽しみにしています。ハノイとサンクトペテルブルクを結ぶ直行便の就航や電子ビザの発行・アップグレードなどによりベトナム人観光客の誘致と観光回復に努力しています。今回の展示会は両国の観光部門を開発・回復させる架け橋としての役割を果たすことを望んでいます」
なお、7日~9日にかけて行なわれる展示会で、観光に関わるセミナーやシンポジウム多数が行われ、来場者は2万5000人あまりと予想されています。