12日から19日まで開催された今回の臨時会議の閉会式にはトー・ラム党書記長、ルオン・クオン国家主席、ファム・ミン・チン首相をはじめ、全国の63の省・市の国会代表団が出席しました。この閉会式がラジオとテレビで生中継されました。

閉会式で演説を行ったチャン・タン・マン国会議長は、今回の会議では予定された議題をすべて完成し、成功を収めた。これにより国会は政府組織法改正案、地方政府組織法改正案、国会組織法改正案、そして法規範文書発行法改正案といった4つの法律を審議し、可決したと明らかにしました。

そのほか、今回の国会では国家機構の再編や第15期国会、政府機構再編に関する4つの決議；ラオカイ ・ハノイ ・ ハイフォン間の鉄道建設プロジェクトに関する投資方針に関する決議；ハノイ市及びホーチミン市における都市鉄道ネットワークの開発のための特別なメカニズムと政策の試行に関する決議；南中部ニントゥアン原子力発電所建設プロジェクトのための特別な投資メカニズムと政策に関する決議；2025年の社会経済開発計画の追加決議；科学技術及びイノベーション活動における課題解決のためのいくつかの政策試行に関する決議を可決しました。マン国会議長は次のように語りました。

（テープ）

「これは、法律制定における重要な節目であり、政治システムの組織再編、制度・政策に関する課題の解決に重要な意義があります。また、これはインフラの整備を加速させ、リソースを最大限に活用し、地方及び全国の新たな発展空間を作り出すことに突破口を開くものです」

また、マン国会議長は「党の路線や国の法律に基づき、これらの法律や決議を厳格に実施する必要がある」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「各機関、部門、地方は、迅速かつ積極的に、創造的かつ断固とした決意で実施に取り組むことを望んでいます。国会の法律と決議に基づき、政府が詳細な規定を策定するため、全力を尽くすよう提案します」

閉会式のあと、国会は今回の臨時会議に関する記者会見を開きます。

(VOVWORLD)