この席で、マイ大使は「2020年、新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの困難が浮上したが、ベトナムと中国の関係が投資・貿易をはじめ、あらゆる分野で安定的に発展してきた。両国の商取引額は1170億ドルを超え、2019年と比べ10・3%増となった」と明らかにしました。
また、マイ大使は「2021年はベトナムと中国にとっても特別な意義がある。ベトナムは第13回党大会を行い、大会決議の実施に踏み切る一方、中国は共産党創立100周年を記念し、国民経済・社会発展第14次5カ年計画を展開するからである」と強調するとともに、両国の報道機関、記者らに対し、両国関係やそれぞれの国の外交活動、政策を客観的に反映する記事や、ニュースの報道を強化し、両国の相互理解の深化や戦略的かつ全面的パートナーシップの健全でかつ安定的な発展に寄与するよう要請しました。