会議で、社会的隔離措置が適用されている南部各地では、農産物と水産物の流通がスムーズに行われていないことや、農産物と水産物の加工工場が生産活動を維持するために新型コロナ予防対策にいろいろな苦労をするとともに、人手不足にも悩んでいることなどは現状であると指摘されました。こうした事態を前に、加工工場で働いている労働者にワクチン接種を優先的に行うことや、これらの労働者のPCR検査費用を減少させること、労働者に工場への復帰を奨励する補助政策を実施すること、農産物と水産物を運ぶトラックの移動に便宜を図ることなどの措置が提案されました。ベトナム野菜果物協会のグエン・タイン・ビン会長は次のように語りました。
（テープ）
「生産活動を回復するために、労働者に工場への復帰を奨励する政策を打ち出して早めに展開しなければなりません。これは、サプライチェーンを維持するための最も重要な要素であると思います。」
一方、農業農村開発省のチャン・タイン・ナム次官は、南部各地は当面、疫病の抑制状況に従って農産物と水産物の生産・収穫・消費に関する計画を調整するとともに、疫病収束後の中長期的な計画を立案する必要があるとしています。
