ロシア科学アカデミー(RAS)の幹部会に合わせ、25日、同アカデミー会員の称号授与式が行われ、ベトナムのチャウ・ヴァン・ミン教授が、ロシア労働英雄を持つゲンナジー・クラスニコフ会長から名誉ある称号を授与されました。
これにより、ベトナム科学界は、チャン・ダイ・ギア教授、グエン・ヴァン・ヒエウ教授、ダン・ヴー・ミン教授に続き、RASで4人目の教授を迎えることになりました。また、チャウ・ヴァン・ミン教授は、ロシア科学アカデミー、ベラルーシ国立科学アカデミー、そして国際科学アカデミー協会(IAAS)の3つの国際学術機関の会員となっています。今年5月の外国人会員選挙では、RASの生物学部門で選出された4名の科学者の一人に選ばれました。
チャウ・ヴァン・ミン教授は、天然由来化合物の生化学分野で世界的に知られる第一人者で、これまでに約500本の科学論文を発表し、40件以上の特許や実用的新案を有しています。特に、基礎研究や人材育成を中心とするベトナム・ロシア間の科学協力の発展に大きく貢献してきました。








