グエン・サウ臨時代理大使は、日本の機関・企業・自治体から寄せられている温かい支援にも感謝を表明しました。
25日午後、東京の在日本ベトナム大使館で、ベトナム南中部の豪雨・洪水で被害を受けた同胞を支援するため、在日本ベトナム人コミュニティ向けの募金呼びかけ式が行われました。
式典で、グエン・サウ臨時代理大使は、最近国内各地で相次いでいる自然災害の被害状況を報告し、被災地の人々が困難を乗り越え、生活を立て直すためには、コミュニティ全体の支えが不可欠だと強調し、次のように述べました。
(テープ)
「今、これまで以上に、中部・中部高原の同胞は、国内外の同胞からの温かい支援と励ましを必要としています。私たちは、長く受け継がれてきた『互いに助け合う』という美意識を発揮し、被災地の方々と力を合わせ、この困難を乗り越えていくよう切に呼びかけます。現在、越日国際交流協会や連合会など、在日本ベトナム団体の皆さまも実践的な救援活動を進めています。どんなに小さな思いやり、支援でも大変貴重であり、被災地の方々が再び立ち上がる力になります」
(VOVWORLD)
また、サウ大使は、日本の機関・企業・自治体から寄せられている温かい支援にも感謝を表明しました。最近では、イオンワンパーセントクラブ会長の渡辺博之氏が大使館を訪れ、イオングループからの義援金5万米ドル相当の支援金を贈呈しました。