23日、セネガルの首都ダカールで開催された「ベトナム・セネガル協力促進に向けた政策対話」で、ベトナムのチャン・タイン・マン国会議長は、ベトナムは農業、加工産業、情報技術など、ベトナムの得意分野において、セネガルとの協力・支援に積極的に取り組む用意があると表明しました。
対話で、セネガルのマリック・ンジャイ国会議長は「急速に工業化を進めるベトナムは、セネガルを含め、多くの国にとって大きなインスピレーションとなっている」と述べました。また、セネガルの複数の省庁代表や企業関係者は、西アフリカにあるセネガルが戦略的位置、ダイナミックに発展している経済、安定した政治を擁することから、農業、水産業、加工工業、再生可能エネルギー、情報通信技術といった分野におけるベトナムとの連携強化を希望していると明らかにしました。
これに対し、マン議長は「ベトナムは得意分野においてセネガルとの協力を強化する用意があると明らかにし、次のように述べました。
(テープ)
「両国の国会は、ベトナム企業のセネガルへの進出を積極的に後押ししていきます。私もベトナム企業がセネガルへの投資に関心を高めることを呼びかけています。ベトナム国会はベトナムに進出しているセネガル企業のベトナム投資に対しても、あらゆる分野で国会として支援していきます。私は、両国の国会、省庁、地方、企業間で締結された協定が、近い将来、実を結ぶと確信しています」
(VOVWORLD)