水産・食品加工販売業に従事するサイゴンフード株式会社は、通常より15~30%増の商品を用意しています。同社のグエン・タン・カオ マーケティング部長は次のように語りました。
(テープ)
「弊社は、価格の安定化に向け、生産工程の自動化と経費削減を進めています。また、試食会の開催や、1+1キャンペーン、半額セールなど、積極的な販促活動を展開中です」
一方、スーパーマーケット「コープマート」を運営するホーチミン市商業合作連合であるサイゴンコープのグエン・ゴック・タン副会長は、「テト用品を安定した価格で大量に供給するため、3~6か月前からサプライヤーと協力して商品を準備してきた」と明らかにしました。
今年、ホーチミン市商業局は、例年よりも早く、そして過去最大規模となる需給マッチングプログラムを開催しました。このプログラムには、45の省・市からの企業700社が参加しました。ホーチミン市商業局のグエン・グエン・フォン副局長は次のように語りました。
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「需給マッチングプログラムは例年10~11月に実施していますが、今年は9月に前倒しで開催しました。これにより、ホーチミン市の小売業者は新商品の発掘や市場調査、メーカーとの商談を早期に進め、テト商品を前もって店頭に並べることが可能になりました」
ホーチミン市の関連機関の準備により、同市の人々は今年のテトを安定した価格で十分に買い物をすることができるようになります。
(VOVWORLD)