ベトナム代表団の団長であり、商工省・輸出入局のチン・ティ・トゥ・ヒエン副局長は、原産地規則の実施における同省の役割と責任を強調するとともに、原産地証明書(C/O)の発給を支える法的枠組みについて紹介しました。
また、ベトナムはWTO加盟国との協力関係の強化に意欲を示し、今後、一部の輸入国との間で原産地証明書の電子データ交換メカニズムを導入することにより、通関手続きの簡素化と原産地確認の効率化を図る方針を明らかにしました。
WTO加盟国は、ベトナムが加盟国間の協力促進やWTO規定に基づく通知義務の履行において積極的かつ責任ある役割を果たしていることを高く評価しました。また、ベトナムの法制度が、原産地証明書発給機関や企業コミュニティが原産地規則を適切かつ透明に実施するため、環境を整えていることも評価されました。
(VOVWORLD)