15日午後、ハノイの政府本部で、ベトナム農業環境省と国連食糧農業機関(FAO)が共催する「一村一品」(OCOP)モデルに関する地域間高級経験交流フォーラムに参加した各国の農業大臣や代表団との会合で、チャン・ホン・ハー副首相は「ベトナムは、気候や土壌条件が類似している国々と、資源、人材、科学技術を共有し、OCOP製品と持続可能な農業の発展を支援する意向がある」と述べました。
会合でハー副首相は、FAOと各国に対し、高級レベルでの共同イニシアチブの構築を提案しました。これは、すべての国民、特に農民が農業分野での国際協力から実質的な利益の保証が狙いです。
ベトナムの農業発展における顕著な成功を高く評価したFAOのベス・ベクドル事務局次長は、ベトナムのOCOPイニシアチブについて、「このプログラムは、地元の農産品の多様化、品質向上、標準化、市場開拓を支援するだけでなく、他国が学習・共有し、協力する機会を提供している。同時に、OCOPプログラムは文化的価値と先住民の知識の統合においても重要な役割を果たしている」との見解を述べました。
【フォーラム概要】 7月15日にハノイで開催されたこの地域間高級経験交流フォーラムには、アジア・アフリカ17カ国の農業大臣および高官が参加しました。参加国は、ブータン、ネパール、チュニジア、ザンビア、ジンバブエ、ガーナ、エチオピア、カメルーン、モザンビーク、シエラレオーネ、コートジボワール、ガボン、コンゴ民主共和国、マラウイ、レソト、南スーダン、ベトナムです。
(VOVWORLD)