(歌「私たちは勝利した、ついに私たちは自由になった」)
ベトナム民主共和国が誕生してから1か月あまり後、遠く離れたイギリスのマンチェスターで第5回汎アフリカ会議が開かれました。この会議で、アフリカ諸民族が初めて正式に独立を要求したのです。
アジア・アフリカ連帯委員会の元情報部長、ファクリ・ラビブ博士は次のように証言しています。
(テープ)
「八月革命は、ベトナムだけでなく全世界の歴史を変えました。1945年秋以降、ベトナムは植民地支配下にある国々の希望の象徴となったのです」
長年ベトナム史を研究してきたアメリカの歴史学者、ダグラス・ジャーディン教授によりますと、八月革命の影響は東南アジアに留まりませんでした。世界各地の民族覚醒に重要な役割を果たし、植民地主義からの解放闘争を鼓舞しました。ジャーディン教授は、この革命の影響力を次のように分析します。
(テープ)
「1945年の八月革命とベトナム独立は、その後の脱植民地化を進めた国々のモデルとなりました。特にインドシナやアフリカのフランス植民地、アルジェリアなどでは、ベトナムの独立運動との直接的な関連を明確に見て取ることができます」
また、ロシア連邦ホーチミン研究所のウラジミール・コロトフ所長は、ホーチミン主席の戦略的思考が現代でも価値を持つと指摘しています。
(テープ)
「現在でもホー・チ・ミンの戦略を深く研究する必要があります。今日の世界にも従属的な状況にある地域があり、彼らは解放の道を模索しています。ベトナムが達成した独立は、彼らにとって『自分たちにもできる』という希望を与えているのです」
一方、ノルウェーの歴史学者スタイン・トネッソン氏は、「人類史を変えた偉大な革命は、月の名前で呼ばれることが多い。ロシアの二月革命や十月革命、フランスの七月革命のように。私は、ベトナムの八月革命も、これら世界最大級の革命と肩を並べる存在だと考えている」と強調しています。
80年前の秋にベトナムで起きた出来事は、20世紀後半の世界秩序を根本から変える力となりました。その影響は今もなお、世界各地で続く自由と独立への闘いの中に息づいています。
(VOVWORLD)