17日、ホーチミン市で開かれた「ベトナム・EU経済貿易協力フォーラム」で、参加者たちは両者の政府機関と企業のさらなる協力が必要だと強調しました。
ベトナム税関局のデータによりますと、協定発効後の5年間で、両者間の貿易額は着実に増加しています。2019年の489億ドルから、2024年には約780億ドルに達し、年平均10%以上の伸びを記録しました。
今後の協力分野について、国連開発計画のエネルギー専門家、ド・ドゥック・トゥオン氏は、ベトナムのグリーン経済やエネルギー転換への資金支援を継続する意向を示しました。
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「私たちは、エネルギー転換プログラムの基準に合うプロジェクトを選び、金融機関との橋渡しを行っています。その中で、フランス開発庁やアジア開発銀行など、多くの金融機関がベトナムのグリーンプロジェクトへの融資に強い関心を示していることが分かりました」
在ベトナムEU商工会議所の調査では、ベトナムに進出しているEU企業の経営者の76%がベトナムを魅力的な投資先と評価しており、80%の企業が今後5年間の力強い成長を見込んでいます。
こうした前向きな状況は、ベトナムとEUの長期的なパートナーシップの強固な土台となっています。
(VOVWORLD)