席上、ルオン・クオン主席は、「ベトナム党と国家は中国との関係発展を客観的な要請、戦略的な選択、そして外交政策の最優先事項として位置づけている」と強調しました。その上で、双方が首脳レベルの往来を効果的に進め、両党間の理論交流を強化し、さまざまな分野で互恵的な協力を拡大していくよう提案しました。
これに対し、習近平総書記・国家主席は、中国はベトナムとの関係を極めて重視していると述べ、両党間の関係を一層深め、理論セミナーの仕組みを活用していく考えを示しました。また、ベトナムとの各分野での協力強化に前向きな姿勢を表明しました。
双方は、引き続き首脳級および各レベルでの交流を強化し、政治的信頼を深め、実質的な協力を拡大するとともに、国民間の交流を促進し、ベトナム・中国関係を安定的で健全、持続的かつより実りあるものに発展させていくことで一致しました。また、海上問題や国際・地域の関心事項についても意見交換を行い、引き続き意見の相違を適切に管理・処理し、地域の平和・安定・発展を共に維持していくことでも合意しました。
(VOVWORLD)







