UAEのアール・マクトゥーム副首相との会見で、両者は、国際資本誘致に向けた包括的なエコシステムの構築、法的枠組み、人材育成支援などの分野での経験を共有し、ベトナムにおける国際金融センター(IFC)の金融サービスの向上を図ることで一致しました。
ベトナム側は、UAEの投資家による対ベトナム投資を歓迎し、最大限の便宜を図ることを約束しました。これに対し、アール・マクトゥーム副首相は、IFC構築に関する経験の共有とベトナムへの支援に意欲を示すとともに、ベトナムとUAE間の包括的経済連携協定(CEPA)の承認手続きを速やかに完了させることを表明しました。
UAEのアル・ゲルガウィ内閣問題担当大臣との会見で、ビン副首相は、「ベトナムが制度改革および国際金融センターの発展に関するUAEの経験から学ぶことを非常に重視している」と強調しました。
両者は、政策対話の継続、ガバナンスに関する経験の共有、そして両国の金融センター間の連携強化を今後も維持・推進していくことで一致しました。
UAEでの活動の一環として、ビン副首相は、デジタル資産および不動産分野における大手企業であるG42、Bybit、Binance、Emaarの幹部と個別会見しました。
この機に、ビン副首相は、Binance社とダナン市人民委員会とのブロックチェーン技術およびデジタル資産の開発に関する協力覚書(MoU)の調印式に立ち会いました。
(VOVWORLD)