4月30日から6月1日までニューヨークで、つづいて、7月2日から8月10日までジュネーブで開催中の国連のILC=国際法委員会第70回会合にあたり、ILCの第2副議長を努めるベトナムのグエン・ホン・タオ大使は記者団のインタビューに応え、その中で、ILCの発展へのベトナムの貢献を確認しました。
タオ大使は、「ベトナムは、ILCの多様性の維持に寄与し、情報交換や、ILCの活動の客観性の保護、利益均衡の確保などに力を入れている」と明らかにしました。
「武装衝突における環境保護」報告書の作成において、ベトナムは、国際組織の参加に関する可能性を踏まえ、「占領国家」という概念を「占領勢力」に改正することを提案したとしています。また、多国間組織へのベトナムのさらなる参加の可能性に関して、タオ大使は、「ベトナムの幹部、専門家のプレゼンスは、ベトナムの全方位外交政策を示す証である」と強調しました。
ソース:VOV