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既にお伝えしましたように、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は6月3日と4日の両日、ベトナムを公式訪問します。
この訪問に関するコミュニケの中で、アルバニージー首相は、「ベトナムは経済と戦略面で、オーストラリアの重要なパートナーである。今回の訪問は両国間の国交樹立50周年を記念するためのものであり、経済を含めあらゆる分野における両国関係の強化策を定めるチャンスでもある」と明記しています。
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一方、オーストラリアのアンドリュー・ゴレドジノースキベトナム大使は当放送局(VOV)の取材に対し、「両国が国交を包括的・戦略的パートナーシップに格上げしてから、エネルギー転換と気候変動対応は両国間の協力の重要な柱になる見通しである」と明らかにし、次のように語りました。
「今回の訪問は極めて重要な意義があると思っています。両国は協力関係の50年間の道のりを振り返るとともに、今後の50年間の方向性を定める見通しです。就任してから、アルバニージー首相は東南アジアとの協力を促進することを確約しました。したがって、今回の訪問の際に、両国の首脳らは両国関係を新しいレベルに押し上げるための方策を協議すると信じています」
他方、VOVシドニー支局のインタビューに答えた際、オーストラリアの専門家や、研究者、エコノミスト、アナリストらはいずれも、「この訪問は、オーストラリアがベトナムとの関係を重視し、ベトナムとの連携をさらに強化したい意欲を示す」と分析しています。
ソース:VOV