この協定の署名にいたるまでの交渉は1968年~1973年までの5年にわたって行なわれ、20世紀において最長の交渉となりました。この間、202回の公開会議、45回の個別会合などが行なわれてきました。署名翌日の1月28日、パリ協定が発効し、29日に、アメリカ軍戦闘部隊の最後の波が南ベトナムを去りました。
この協定の署名は極めて重要な前進となり、ベトナムの軍事、政治、外交面での戦いの総合的な勝利であり、アメリカ帝国主義者との戦いにおけるベトナム外交の際立った勝利でもあり、ベトナム革命事業における輝かしい節目となりました。
また、パリ協定の署名、およびアメリカ軍のベトナムからの撤退はラオスとカンボジアの民族解放事業の勝利に大きく貢献し、東南アジア地域の平和、安定の回復にも寄与するものであるとしています。
(VOVWORLD)