フィリップ氏は2017年から2020年までフランスの首相を務めていました。この訪問は、第19回フランコフォニー・サミット参加とフランス公式訪問の一環として行われました。
会見で、トー・ラム書記長・国家主席はル・アーヴル市の重要性を強調しました。同市は世界の海上貿易の主要拠点であるだけでなく、ホーチミン主席の革命活動と深く結びつき、ベトナムとフランスの友好の象徴でもあるとしました。また、フィリップ市長の両国関係強化への貢献を高く評価しました。
一方、フィリップ市長はベトナムとホーチミン主席への敬意を表明し、ベトナムの急速な発展に感銘を受けたと述べました。両者は、人材育成分野での協力や、フランス企業のベトナム投資促進について意見を交わしました。
フィリップ市長は国際港湾協会会長としての立場から、ル・アーヴル市の強みである海運、造船、海洋観光などの分野でベトナムとの連携を深めたいと表明しました。特に、ベトナムの港湾と世界の港湾ネットワークとの連携強化を支援する意向を示しました。
(VOVWORLD)