サミットのはじめての全体会議で発言に立ったトー・ラム党書記長・国家主席は「人間の知恵が世界、および人間の生活を変貌させたが、人間そのものは疫病や資源の枯渇を引き起こし、大量破壊兵器を製造した」と強調しました。
また、科学技術が飛躍的に開発されている現在、世界の持続可能な開発と人間の利益が各国の最高目標に位置付けられる必要がある。科学技術の成果が協力の推進力となり、平和、発展、公平、正義に逆行するものになってはならないとの見解を示しました。
さらに、トー・ラム党書記長・国家主席は医学研究、教育、DX=デジタルトランスフォーメーション、GX=グリーントランスフォーメーションを促進し、破壊兵器研究・製造を最小限に抑制することなどを提案し、次のように語りました。
(テープ)
「世界を新たな時代、より良い紀元に導くため、歴史的なチャンスに恵まれています。私たちは認識と行動を統一させ、緊密に協力し合って、社会進歩と社会公平、人々の豊かで、自由かつ幸福な生活に取り組みましょう」
そして、トー・ラム党書記長・国家主席は今回のサミットで採択される予定の「グローバル・デジタル・コンパクト」や「将来世代に関する宣言」などを歓迎すると表明しました。
(VOVWORLD)