対話で「ASEANが常にグローバルなビジネス界にとって信頼できるパートナーであるために何をすればいいか」という質問に対し、チン首相は、ASEANについて世界が称賛するのは、多様性の中の団結と統一という原則、自立の精神、成長の核としての役割、そして人間を中心に据え、資源、発展の原動力とする包括的な開発目標であると述べました。また「ASEANの中核的な役割を引き続き発揮し、世界全体の中でのASEANの役割を位置づけ、ASEANの具体的な条件に基づいて、現実の状況に合った方針、ビジョン、行動、および経済的協力を決定しなければならない」と強調しました。
チン首相は、ASEANにおける最初の重要なことは「サプライチェーンの連結」である。次に、ASEAN諸国は「自立能力を向上させ、互いに経済を開放し、他国の関税政策による不利益を補い合う」必要があると述べました。さらに、「互いの交流を強化し、経済体制を構築し、インフラ、特にハードインフラ、文化・社会・交通などのソフトインフラ、デジタルトランスフォーメーション、そして状況に適応するための質の高い人材育成の連結を図るべきだ」と強調しました。
(テープ)
「我々はASEAN共同体であり、一つのASEANファミリーです。それぞれの国が強くなれば、ASEAN地域全体が強くなることです。ASEAN地域が強くなれば、それぞれの国はその域内の強みを享受できます。したがって、各国は自立的で主体的な発展を調和させると同時に、ASEAN諸国の発展にも貢献する必要があります。デジタルトランスフォーメーション、グリーン・トランスフォーメーション、循環経済、創造経済など、迅速かつ持続可能な発展のための基盤となる分野に、他のASEAN諸国と共に優先的に取り組むべきです」
(VOVWORLD)







