日本の石破茂首相夫妻によるベトナム公式訪問の一環として、29日午前、ファム・ミン・チン首相夫妻と石破首相夫妻が、ハノイ市内にあるベトナム国立歴史博物館を訪問しました。この機会に、チン首相夫妻はベトナムの食文化を紹介し、石破首相夫妻にハノイやベトナムを代表する伝統料理をふるまうとともに、ベトナムコーヒーを楽しんでもらいました。
博物館を見学した石破首相夫妻は、数千年にわたり国を築き、守り続けてきたベトナム民族の歴史に深い敬意を表し、また、両国文化に多くの共通点があることを実感したと述べました。そして、こうした歴史と文化は、ベトナムが今後さらに力強く発展し、地域および国際社会における地位を高めていくための誇りと重要な原動力になるとの考えを示しました。
石破首相はさらに、新たな時代においても日本は引き続きベトナムと歩みを共にし、社会経済発展や、自立した経済基盤の構築、さらには国の工業化・近代化の実現に向けて、力強く支援していく方針を改めて表明しました。
(VOVWORLD)