この会合は、トー・ラム書記長が4日、アメリカのトランプ大統領と電話会談を行い、アメリカからの輸入品に対し関税をゼロにする用意があると表明し、同様にアメリカ側にもベトナムからの輸入品に対するゼロ関税を求めた直後に開かれたものです。
会合でチン首相は、交渉対象となる品目のリストを速やかに準備し、関税をゼロにする方向で交渉を進める必要があると強調しました。
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「アメリカと交渉し、同国からの輸入品に対し関税をゼロにする意思があることを明確に表明します。また、アメリカに対し、ベトナムからの輸入品にも同様の措置を講じるよう求めます。これが最も重要なメッセージです。交渉対象となる購買リストは政府が決定するものであり、これを手元に準備する必要があります。ホー・ドゥク・フオック副首相がアメリカで交渉に臨むにあたり、『不変をもって万変に応ずる』という原則のもと、交渉の場で最終的な判断を下す責任を担います」
なお、フオック副首相は5日夜、アメリカへ出発する予定です。
(VOVWORLD)