27日午後、ダナン市人民委員会は、ベトナムの多角的な事業展開を行うグループであるサングループと協力し、ダナン自由貿易区第5号機能エリアのインフラ建設・運営投資プロジェクトの起工式を行いました。これにより、ベトナム初となる自由貿易区の形成に向けた第一歩が築かれました。商業サービス機能を担う第5号エリアは、バナ山の麓に位置するホアバン村にあります。
ダナン市人民委員会のルオン・グエン・ミン・チエット委員長は、次のように述べました。
(テープ)
「第5号機能エリアのインフラ建設・運営投資プロジェクトは、ダナン自由貿易区の『起動』となる重要な意味を持ちます。これは市の社会経済発展にとって戦略的意義を持つ極めて重要な事業です。9月2日の建国記念日80周年、そして2025〜2030年期のダナン市党委員会第23回大会を記念する事業として、ダナン市を大規模で環境に優しく、スマートで独自性を持ち、持続可能な国際都市へと発展させる決意を示すものです」
ダナン自由貿易区は、2025年6月13日付の首相決定に基づき設立された国内初の自由貿易区(FTZ)で、総面積は約1900ヘクタールに及びます。区内は、生産、物流、商業・サービス、デジタル技術、情報技術、イノベーションといった複数の機能ゾーンに分かれています。
(VOVWORLD)