このシンポジウムは、世界人権宣言採択75周年とベトナムが共同提唱した人権に関するウィーン行動計画採択30周年を記念するためのものです。
シンポジウムで、ホーチミン国家政治学院のレ・バン・ロイ副院長は「人権と市民権に関するベトナム共産党の観点や立場がこれまで開催されてきた党大会の文献で確認・継承されている。そのほか、ベトナムは人権と市民権の保護に関する法律と条約の履行に全力を尽くしてきた。これらの条約の内容もベトナム法律と憲法に盛り込まれている」と明らかにしました。
シンポジウムで、代表らは世界人権宣言の意義と今日の価値について意見交換を行いました。ホーチミン国家政治学院の人権研究所のトゥオン・ズイ・キエン所長は次のように語りました。
(テープ)
「国民の権利を保護するため、最も重要なことは国民の認識を高めるということです。国民は自らの権利を理解しなければなりません。そのため、私たちは全国民に宣伝活動を強化する必要があります。個々の国民が自分がどのような権利を持っているかを知るならば、自分の権利を守ることができます」
(VOVWORLD)