ここで、来場者は千年の歴史を持つ首都の伝統工芸村の製品を体験し、理解を深めることができます。
この空間ではクアット・ドン刺繍村、螺鈿細工や木彫りのフースエン工芸村、籐や竹細工のフーギア工芸村などハノイの有名な工芸村から30名以上の職人が集まるほか、代表的な手工芸品が展示されています。ベトナムの菅笠「ノンラ」を生産している業者のファム・ティ・バンさんは次のように述べました。
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「この見本市には、自社が生産している製品を持ち込み、伝統的なノンラの価値をPRしたいと思っています。以前の伝統的なノンは葉っぱだけで作られていましたが、今は絹やスゲなどの素材を取り入れて改良しています」
ハノイ空間の目玉は、「ハノイの秋の道」と名付けられた広大なエリアで、ハノイ旧市街を再現しています。黄金色の秋がメインカラーとして選ばれ、コム・グオイの黄色い葉、菊、日差しの街並み、ボン村の若米であるコム、バンフック村の絹、バッチャン村の焼き物などハノイの独特なイメージを呼び起こします。これに加え、首都の息吹と精神が色濃く反映されたクリエイティブな空間も設けられています。
ドンアイン村に住むレ・ティ・ホア・マイさんは、次のように感想を述べています。
(テープ)
「ハノイ旧市街の生活、家々の壁や屋根が非常にリアルに再現されています。お年寄りも子どもも楽しめるこの空間がとても気に入りました。特に印象的なのは、アオザイの店や木工品など、旧市街のブースを通りながらすべてを発見できることです」
「ハノイの秋の精華」空間で、来場者はフォー、コム(若米)、蒸し春巻きであるバインクオンなどハノイの多くの名物料理を味わうことができ、ハノイの文化的・精神的価値をより深く感じることができます。
(VOVWORLD)








