同総裁によりますと、ベトナムが多国間フォーラムに積極的に参加したことは、グローバルな包摂政策、およびベトナムとUNDPとのパートナーシップの確立にとって重要な意義を持っており、地域と国際の優先開発課題の解決に向けたベトナムの指導的役割を強化するのに役立っているとのことです。
持続可能な開発目標の達成に向けたベトナムの努力について、アヒム・シュタイナー総裁は、ベトナムが、飢餓一掃・貧困解消、および国民のヘルスケア、教育、日常生活に必須な社会インフラ整備を積極的に実現し、望ましい成果を上げたと明らかにしました。従って、農村部と僻地における2020年~2024年期の平均成長率は6%を超えています。1990年以来、貧困率は、著しく減少し、2020年に極度の貧困状態はほぼ撲滅されるようになりました。人間開発指数は1990年から2022年までの間におよそ5割増加したことで、ベトナムが人間開発の水準が高いグループに属しています。
アヒム・シュタイナー総裁によりますと、先ごろ、トー・ラム党書記長・国家主席が第79回国連総会のハイレベル・ウィークに出席したことは、国連の諸活動に対するベトナムの支持を再確認してきたとのことです。
同総裁はさらに、ベトナムと、国連、とりわけ国連開発計画との関係が今後とも強く発展していくと確信しています。
(VOVWORLD)