会議で発言に立ったフック首相は、ODAは国の発展にとって重要な財源であり、大切にされなければならないと強調し、各ODAプロジェクトの展開の進捗度はとても遅いと指摘しました。フック首相は関連各省庁と地方に対し、その原因を明らかにするよう求め、次のように語りました。
（テープ）
「ODAプロジェクトはその担当者・担当機関が法律に従って展開を促進させなければなりません。また、指導者はリーダーシップを発揮させ、問題を解決する決意を固める必要があります。今年最後の2か月で、配分されたODA資金の使用率をどのぐらい上げるのかという目標を掲げなければなりません。例えば、配分されたODA資金の30％を既に利用した場合、50％に上げられるのかをよく考えてほしいと思います。もしできないと判断した地方は首相に報告すべきです。これらの地方に配分されたODA資金を他の地方に配分します。また、来年か再来年は、これらの地方にODA資金を配分しない可能性もあります。ODA資金を受けながら、実施しないという問題を解決するため、強固な制裁措置をとる方針です。」
このように語ったフック首相はまた、ODAプロジェクトの展開を促進させるとともに、プロジェクトを効果的に展開しなければならないと強調しました。
