これについて在日本ベトナム大使館のファム・クアン・ヒエウ大使は次のように語りました。
「ベトナムが引き続きG7サミットの拡大会合に招待されることは、国際社会がベトナムの役割を重視し、ベトナムの国際統合を評価していることを示しています。また、持続可能な開発や気候変動対応、エネルギー安全保障、食料安全保障など世界の共通問題の解決に対するベトナムの責任と貢献も認められています」
G7はベトナムとの協力を拡大したい意向があります。ベトナムはG7のエネルギー協力の優先パートナーとして見なされています。そのため、今回のG7サミットはベトナムにとって自国のイメージアップを図って各国との協力を拡大するチャンスです。先ほどのヒエウ大使は次のように語りました。
「『独立・自主・全方位・人類の共通問題の解決への貢献』という外交路線により、ベトナムは益々国際社会における威信と地位を高めるでしょう。今回のサミットは、ベトナムにとって自国のPRをして各国の支援と外国投資を誘致するチャンスであり、地域と世界の問題の解決に対する責任と貢献を示すチャンスでもあります」
ソース:VOV