会議で、ベトナムのグエン・クォク・ズン外務次官は、新型コロナウイルスのワクチンの調達に加盟国などが積み立てた基金を活用することを支持すると明らかにし、ワクチンの購入と配給に関するASEANの計画を効果的に展開するため、それぞれの加盟国は具体的な計画を立てる必要があると述べました。
また、ズン次官は、新型コロナウイルスのワクチンを世界各国で共同購入して分配する国際的枠組み「COVAX(コバックス)」を活用してASEAN加盟各国のニーズに応えるというASEAN議長国を務めているブルネイの提案を歓迎し、ベトナムはASEAN加盟各国及びASEAN事務局と緊密に連携し、安全で品質の高いワクチンを公正、公平、かつ正常な価格で調達し域内のすべての人に行き渡らせることを図ると強調しました。