この法案にはいくつかの新しい点が含まれています。例えば、知的財産権の登録・確立や知的財産権の共有メカニズムの導入に有利な条件を提示するための行政手続きの簡素化ということです。

特に、法案は知的財産を一種の資産と見なす規定を検討しています。これは、ベトナムがイノベーションと国際統合を推進する中で、新たな一歩となるものです。北部港湾都市ハイフォン選出のグエン・ゴック・ソン議員は次のように述べました。
(テープ) 
「これまで、法的枠組みの不足がボトルネックとなっていました。この問題から、今回の国会に提出された法案は、知的財産を無形資産として明確にすることで、このボトルネックを解消しようとしています。これは、技術移転を実質的に進めるために非常に重要な内容の一つだと思います」
さらに、今回の知的財産法改正案は、知的財産保護に関するベトナムの国際公約を完全に履行することを保証するものです。具体的には、著作権関連の権利保護対象の追加や、知的財産権侵害品の破棄範囲の拡大などが規定されています。

(VOVWORLD)