手術は世界で初めてLVAD - Heart Mate3の移植に成功し、欧州循環器学会会長を務めるヤン・D・シュミット教授の指導のもと、同病院の医師チームにより、4時間かけて実施されました。
移植から2週間が経過し、患者は安定した状態で歩行や日常生活が可能となり、退院に向けた専門的なケア指導を受けています。
108号軍隊中央病院心臓血管研究所副所長のダン・ビッエト・ドック博士によりますと、第3世代左心室補助装置は、特に重症心不全患者の治療で、心臓血管分野の最も先進的な技術の一つとされています。
この移植手術の成功は、ベトナムの心臓血管外科分野における重要な転換点となっています。
(VOVWORLD)