グェン・テイ・キム・ガン国会議長

6日、韓国を訪問中のベトナムのグェン・テイ・キム・ガン国会議長はソウルで、ベトナム・韓国友好協会の代表と会合を行ないました。会合で、ガン議長は「両国の各団体は両国間の友好関係を発展させるため努力している」と明らかにし、次のように語りました。

「ベトナム共産党と政府は両国民の相互理解と友好関係の強化に対する友好協会と知識人の努力を高く評価しています。両国の友好協会は今後も、引き続き多くの交流活動を行うよう希望しています。」
同日午前、ガン議長はベトナムと韓国との友好関係の発展に大きく貢献してきた韓国のベトナム学研究協会会長のAhn Kyong Hwan教授に友好勲章を手渡しました。手渡す式典で、ガン議長はAhn Kyong Hwan教授がホーチミン主席が執筆した詩集「獄中日記」やグエンズーの トゥイ・キォウの物語などベトナムの有名な文学作品を韓国語に翻訳したことを高く評価した上で、今後も、ベトナム学の研究に引き続き取り組むよう希望を表明しました。

懇親会の様子

リ・ロン・チュオン王子の末裔で構成される家系リ・ホア・ソンの代表との懇親会で、ガン議長はベトナムのため多くの活動を行ってきた家系リ・ホア・ソンのコミュニティに感謝の意を表明しました。なお、リ・ロン・チュオン王子は1226年にベトナムの10世紀末の正式な国号である「大越国」を出国して、韓国に移していた当時の李王朝の王子です。
ソース：VOV