会見で、チン首相は、「今後、両国間の包括的な戦略的パートナーシップが益々良好に発展させ、地域と世界の平和、安定、協力に積極的に貢献していくよう」希望を表明するとともに、政治、外交、経済などの分野における協力関係をさらに深化させ、その中には科学技術やデジタルトランスフォーメーション、グリーン転換、先端技術の移転、食料安全保障、エネルギー、質の高い人材育成などの分野での協力強化に注力するよう提案しました。また、チン首相は「両国が相互に市場をさらに開放していくよう提案した上で、「日本が資金や技術面においてベトナムを引き続き支援し、ベトナムへ投資するよう日本企業を呼びかけるよう」希望を示しました。
一方、伊藤直樹大使は、「日本はベトナムとの関係を常に重視している」と強調するとともに、「日本はファム・ミン・チン首相が言及した分野において協力を強化したい意向がある」と表明しました。また、ベトナムは今、躍進する時代に突入しており、その過程において日本が引き続きベトナムにとって最良のパートナーであると強調しました。
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