これに関して、ロシアの学者らは、ベトナムを含む各国の代表の発表を分析、論評しました。ロシア国立高等経済学院のアレクサンドル・コロレフ博士は、「グリーンアジェンダ、キューバ、海:国連総会でのベトナム国家主席の発表」をタイトルにしたコメントの中で、「フック国家主席の発表は複数の時事問題を含んでおり、建設的なものであった。新型コロナウイルス対策と世界経済に対するパンデミックの影響などの差し迫った問題の他にも、いくつかの重要な問題を取り上げた。また、ベトナムがキューバ、特にキューバの国民を支持すると同時に、保護主義や一方的制裁措置、「強制的な」外交政策に反対することを示した」と強調しました。
さらに、コメントによりますと、ベトナムは平和措置と戦略的見解に沿って武装衝突を解決することを支持しています。ベトナムは、地域内の多くの国よりも遅れてASEANに加盟しましたが、ASEANの競争力向上のために積極的な貢献をしてきたということです。