14日と15日の両日、ベトナム赤十字協会の主催により、第17回東南アジア地域の赤十字・赤新月社幹部会議がオンライン形式で開催されています。これは、国際赤十字・赤新月運動の重要な出来事であり、東南アジア地域諸国で毎年輪番制で開催されています。
開幕演説にたったベトナムのブ・ドウック・ダム副首相は、今回の会議を通して、ベトナム赤十字社協会と各国の赤十字社が、人道的活動の効果的発展に向けた複数の構想を提出してゆくよう希望しました。また、ダム氏は「ベトナム政府は、全ての人々に人道的な精神、人道的価値観を繰り広げるために、ベトナム赤十字社協会、及び、国際赤十字・赤新月運動と共に歩んでゆく」と公約しました。
なお、会議で、ベトナム赤十字協会のグエン・ティ・スアン・トウ会長は、国際赤十字・赤新月運動や、国際赤十字・赤新月社連盟、赤十字国際委員会に対し、去る10月初頭にベトナム中部で発生した大洪水の被災者への支援を呼びかけました。