22日午前、ハノイで開催中の第14期国会第5回会議は、グループに分かれれて、2017年の経済社会発展計画の展開結果と、2018年の経済社会発展計画の実施状況について討議が行われました。
国会議員らによりますと、国民は、政府が党と国会の決議を精力的に展開するための大きな決意と努力を示していることを高く評価しているとしています。北部ナムディン省選出のマイ・ティ・フォン・ホア議員は、国民は経済分野の大きな成果を喜んでいると述べました。汚職防止対策における政府の姿勢についてホア議員は次のように語りました。
(テープ)
「社会世論の注目を集めている事件について、政府は徹底的な対応を指導して事件への調査結果をマスメディアなどで公に公開しています。これは国民の大きな歓迎を受けています。」
今年のGDP国内総生産の成長率を6.7%以上にするという政府の目標について、この目標を実現させるためには、経済構造の転換、成長モデルの刷新、第4次産業革命の促進などが重要であるとの意見が相次いでいます。南部テイニン省選出のチン・ゴック・フォン議員は次のように語りました。
(テープ)
「年末までの目標を実現させるためには、最優先課題に体制改革の促進をさせなければなりません。現行の体制にはいろいろな問題が残されているからです。例えば、投資家に対して、オープンな態度を示しているのか、反省しなければなりません。投資家にオープン環境を提供しているための体制を構築するのはとても重要なことだと思います。」
同日午後、国会は全体会議を開き、海上警察法案に関する審査報告と、国防法改正案について討議しました。
ソース:VOV