ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、ワクチンを「この暗く不安な時にあっての希望の光」と表現し、全ての人に行き渡らせるべきだと訴えました。フランシスコ教皇は毎年クリスマスに、バチカンのサンピエトロ広場で信者を前にメッセージを読み上げていますが、ことしは新型コロナウイルスの感染予防のため、バチカン宮殿内で行い、その様子がインターネットで配信されました。
イギリスのエリザベス女王も、毎年恒例のクリスマススピーチで「困難で予測不可能な時代」における希望について語り、「今年の困難に堂々と立ち向かった」イギリスと世界中の人々を誇りに思うと述べました。