感染者は6月16日に800万人を超えてからは、6日で100万人増というペースで拡大が続いています。世界最大の被害が出ているアメリカのほか、ブラジルをはじめとする中南米諸国やインドでも急増が続いており、感染の勢いは衰えていません。 判明した感染者数に、死者が占める割合は約5%です。
世界保健機関(WHO)のスワミナサン主任研究員によりますと、ウイルス検査で確認されていない感染者も勘案すると、実際の死亡率は0・6%前後とみられています。 WHOの3日付状況報告によりますと、感染者の51%、死者の49%は米州地域事務局管内(南北米大陸)に集中しています。(共同)