「ベトナム、アメリカとの貿易関係で『鉄の扉』を開く」と題された同記事では、トー・ラム党書記長の特使としてアメリカを訪問したホー・ドゥック・フォック副首相とベトナムの特別作業部会が、アメリカ側を説得し、二国間貿易協定の交渉開始に合意を取り付けたことを強調しています。
同記事は、両国が関税に関する協議の正式開始で一致したことを「この協定における最も重要な柱」と位置づけ、今後、ベトナム政府が特別作業部会の成果を具体化するため、閣僚級の技術交渉チームの立ち上げを検討していると伝えています。
また、「プレンサ・ラティーナ」によりますと、フォック副首相と、アメリカ側の交渉団長に任命されたスコット・ベッセント財務長官との最近の会見にも言及しました。この中で、フォック副首相は、ベトナム側が協議の準備を整えていることを再確認し、できるだけ早期に合意に至るため、具体的な内容の協議に早急に踏み切ることを提案したとしています。これは、二国間の経済・貿易関係の安定的かつ持続可能な発展を促し、両国国民および企業の利益に資することを目的としています。
さらに、同記事は、ベトナムとアメリカが、相互尊重に基づき、公正で持続可能な貿易を目指す包括的な戦略的パートナーシップの精神のもとで、今後の協議を進めていく方針であると強調しました。
(VOVWORLD)