30日、ハノイで、ベトナム商工省とアメリカ国務省は、ベトナム・アメリカエネルギー安全保障対話を共催しました。両国がエネルギー安全保障対話を行うのは今回が初めてです。
対話で、ベトナム商工省のホアン・クォック・ヴォン次官は、ベトナムのエネルギー需要は、石油をベースに計算すれば、現在の5400万トンから、2025年に9000万トンに、そして、2035年に1億345万トンにあがると明らかにしました。ベトナムはエネルギー安全を保障するため、アメリカを含む各国の支援と協力を求めていると強調しました。ヴォン次官は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムとアメリカのエネルギー協力は多くの面で拡大する必要があります。例えば、現在進められている石油開発プロジェクトをさらに進めると共に、新しいプロジェクトをはじめるといいうことです。そして、精油や石油製品の生産、エネルギー分野に関するインフラ整備、電気網の完備、新しいエネルギーの開発などを挙げることができます。本日の対話は、両国のエネルギー協力に新しい発展段階を切り開くでしょう。ベトナムとアメリカの企業は多くの協力チャンスを見つけることができると思います。」
一方、在ベトナムアメリカのダニエル・クリテンブリンク大使は、アメリカはエネルギー安全保障分野においてベトナムの重要なパートナーになりたいと述べ、アメリカの多くの大手企業はベトナムのエネルギー分野に投資したいと明らかにしました。
ソース:VOV