席上、フック首相はベトナムとアメリカ関係が正常化されて以来、この25年間、実質的かつ全面的に発展し、地域と世界の平和、安定、協力、発展に積極的に貢献してきたと評価しました。また、「貿易協力を両国関係の主要な原動力と見なし、アメリカをはじめ、各国の企業にベトナムで生産経営を行うため、有利な条件を作り出す用意がある」と強調しました。フック首相は両国の関係機関に対し、相互尊重と建設的な精神に基づき、対話を維持し、相違点の解決策を見出すよう要請しました。
一方、ロバート・オブライエン大統領補佐官は「アメリカは独立、主権、領土保全、互いの政治体制の尊重という原則に従ってベトナムとの全面的パートナシップを尊重している」と強調し、今後、ベトナムとの安定的かつ広範な関係を進めていくと公約しました。また、第37回ASEAN首脳会議で発表しましたように、アメリカがASEANの中核的な役割を支持する立場を再確認するとともに、経済、安全保障、教育、医療、科学分野を中心にASEAN・アメリカの戦略的パートナー関係を強化したい意向を表明しました。