式典で挨拶に立ったブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、「アンゴラが独立を宣言した翌日の1975年11月12日にベトナムとアンゴラは正式に国交を樹立しました。これは特別な節目であり、両国関係における揺るぎない誠実さと信頼の証です」と述べ、次のように続けています。
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「過去半世紀にわたり、地理的な距離が両国国民の絆を阻むことはありませんでした。1970年代後半にアンゴラに派遣された最初の11人の農業・医療専門家を皮切りに、現在では数万人の教師、医師、そして多くのベトナム人が、学校、医療施設、農場、建設現場などで働き、生活しています。彼らは困難な時期も含め、アンゴラ国民と共にアンゴラの復興と発展に積極的に貢献してきました。」
ソン副首相兼外相は、ベトナムとアンゴラが二国間関係を実質的、効果的、かつ強固な新たな発展段階に引き上げ、「共に発展する協力パートナーシップ」を構築することで、南南協力のモデルとなると確信していると述べました。
一方、テテ・アントニオ外務大臣は、ベトナムがアンゴラ共和国を承認した最初の国の一つであることに感謝の意を表するとともに、農業、教育、医療分野に対するベトナムの支援、そしてベトナムで訓練を受けたアンゴラ人専門家たちの多大な貢献に敬意を表しました。アントニオ大臣は、両国が経済、貿易、科学技術分野で新たな機会を共に模索し、活用していく必要性を強調すると同時に、文化交流の強化、観光の促進、両国企業の連携推進を提案しました。
(VOVWORLD)